食欲がない時におうちでできること

執筆獣医師 小谷 聡子

前回、前々回のお話を参考にしていただき、おうちのワンちゃん・ネコちゃんに元気があり、水も飲めていて、動物病院で治療が必要な病気がないことを確認できたら、食事を少し工夫してみるのも一つの方法です。

 

① いつものごはんにトッピングしてみましょう!

ドライフードの上にのせてみたり、和えたりするのもおすすめです。
水分が多いので、食べるだけで水分摂取をすることもできます。

こちらはおやつですが、おいしい味付けになっているので、ごはんの上にかけると食べ始めることもあります。

 

私の飼っているネコは子猫の時に発熱で食欲が落ち体重が減ってしまったのですが、メディジャムだけは食べていました。メディジャムをふやかしたドライフードにのせたところ、ジャムだけでなくフードも食べるようになり、病を克服できました。

今でもメディジャムや同じ形状のメディサプリプラスが大好きで、ご褒美にしています。(その後すくすくと成長し、現在は肥満体形です。)

 

 

② ごはんそのものを見直す

「最近いつものごはんを食べなくなった」という場合には、年齢や体調に合わせて食事を見直してみてはいかがでしょうか。

昔は缶フードやウェットフードは体に良くない、歯石がつくからダメだと言われていました。しかし、缶フードやウェットフードには水分が多く含まれているため、水分補給の観点から、積極的に取り入れることが推奨される場合もあります。

今ではお口のお手入れグッズもたくさんの種類が増えているので、ごはんの種類によって歯石が増えることは少なく、お手入れをしているかどうかで歯石の付き具合は変わってきます。

ただし、急な食事の変更は軟便や下痢につながることがあるため、現在のフードに新しいフードを少しずつ混ぜながら、数日から1週間程度かけて切り替えてください。

私たちも、ワンちゃん・ネコちゃんも、毎日楽しくおいしく、いつまでも仲良く一緒に暮らしていきたいですよね。そんな情報を今後も発信していきます♪