目が白い① すぐに病院を受診するべき病気

執筆獣医師 木鋪 絵美奈

おうちの子の「目が白くなったなあ」と感じたことはありませんか?

日々の診察のなかで「目が白いので白内障じゃないか?」と聞かれることがとても多いです。

ですが、目が白くなる病気は白内障だけではありません。

なかには視力に関わるような緊急性の高い病気があります。

今回は目が白いときに要注意な病気についてお話します。

 

① 緑内障

目の中に水が溜まりすぎてしまい、目の圧力が上がってしまうため痛みを伴う病気です。失明につながるとても怖い病気です。

・目をしょぼつかせる

・食欲、元気がない

・黒目(瞳孔)が大きくみえる

これらの症状が認められる場合は急いで病院を受診しましょう。

緑内障は失明しないために、発症後48時間以内の処置が重要です。

 

② ぶどう膜炎

目の中に痛みや腫れ(炎症)を起こす病気です。

原因は様々です、激しい痛みがあります!

・目をしょぼつかせる

・食欲、元気がない

・黒目(瞳孔)が小さくみえる 

これらの症状が認められる場合は早めに病院を受診しましょう。

ぶどう膜炎から緑内障へ進行する場合や目だけでなく全身性の病気が隠れている場合があります。

 

今回の病気はとくに瞳が全体的に白く濁ってみえる病気です。

目の色の変化だけでなく、痛みを伴うため「目をしょぼつかせる」「元気・食欲がない」という共通の症状もありました。

シニアの子だけでなく、若い子でも起こりうる病気です。

少しでも違和感があれば、おうちで様子を見ずにすぐに病院を受診しましょう。